【草野球】外野の守り方のコツ 外野守備の練習方法も紹介!

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草野球の外野は難しい

草野球のボールは軟式ボールです。

バットはビヨンドマックスを使うのが主流です。

高校、大学で硬式球や準硬式球でプレーしてきた選手にとって、

この環境の変化は大きいです。

さらに、高校野球、大学野球と比べ、グラウンドにも大きな変化があります。

グラウンドレベルが大きく下がります

外野が雑草でこぼこフェンスなし

こうした劣悪の環境の中で守らなければなりません。

それだけ草野球の外野守備は難しいのです。

では、どのような環境の変化があるか見ていきましょう!!

こんな人におすすめ!!

  • これから草野球を始める人
  • 草野球の外野守備に悩んでいる人
  • 硬式、準硬式上がりの外野手

ビヨンドマックスの登場

軟式野球に大きな革命をもたらしたのが、、

ビヨンドマックスの登場です!!

ボールがつぶれてしまう、軟式ボール。

長らく打低と言われてきました。

あのプロ野球選手だって、軟式ボールを打つことは難しいのです。

しかし、ビヨンドマックスの浸透で大きく変わりました。

ビヨンドマックスの特徴は以下の通りです。

  • ボールがつぶれにくい素材を使用かつ高反発
  • 打球音が一定

軟式球は、ボールの中身が空洞ですので、バットと衝突した際に、

変形してしまう特徴があります。

ボールが変形してしまう、、

これこそが軟式球が飛ばない理由です。

しかし、ビヨンドマックスは、バットの面がボールを吸収するので、

ボールが変形しにくいのです!!

ボールではなく、バットが変形するイメージでしょうか?

さらに、打球音が一定といった特徴があります。

この特徴が、草野球の外野手泣かせでもあるのです。。。。

ビヨンドマックスの弊害

外野手が落下点を予想する際に、一つの要素となるのが、

打球音です!!!

打球音によって、詰まったのか、ジャストミートしたのか判断します。

しかし、ビヨンドマックスは、打球音が一定であるため、その判断ができません。

ゆえに、草野球の外野守備は難しいのです。

この影響があり、外野手の一歩目のスタートが遅れてしまいます。

スタートが遅れて、テキサスヒットになってしまったり、

判断を誤り、バンザイをしてランニングホームランになってしまうのです。

フェンスがない球場が多い

次に、草野球の外野守備が難しい理由は、

フェンスがない球場でプレーするからです。

内野手の後ろには、外野手がいます。

しかし、草野球の外野の後ろは、誰もいないのです。

後ろにそらしたら、遥か彼方まで、転がっていいきます。

簡単にランニングホームランが生まれやすい環境なのです。

そのため、普通草野球の外野手は、かなり深い位置に定位置をとります。

しかし、下がれば下がるほど、テキサスヒットの可能性も上がってしまうのです。

このトレードオフの関係性こそ草野球の外野守備を物語っています。

対面グラウンド

最後に、グラウンドの形状です。

草野球の野球場のほとんどが、対面式になっています。

A面とB面が向かい合うかたちとなっています。

先述したとおり、ランニングホームランを警戒するため、かなり深い位置が定位置となります。

そのため、

A面のレフトとB面のライトの距離感がかなり近くなってしまいます。

なんとも言えない気まずい空気。。。。

だけではなく、

ぶつかるかもしれないという恐怖感。。。。

これも草野球の外野守備の難しさかもしれません。

どうやって守るべきか?

  • ビヨンドマックス
  • フェンスのない球場
  • 対面のグラウンド

この3点が草野球の外野守備の難易度を上げています。

この過酷の環境でどうやって守ればいいのでしょうか??

その解決策は次の通りです。

内野手と連携する

外野手は、打者の表情、年齢、バットの長さなど、

全く見えません!!!

それゆえ、内野手が外野手に打者情報を与えてあげることが大切です。

特に意識して伝えたいのが、以下の4点です。

  • 打順
  • バットの長さ(短く持っているか?)
  • バットの種類(ビヨンドか金属か?)
  • 打者の年齢

草野球は、いろんな年代の方が一緒にプレーしています。

  • 若いチーム
  • 中年の人が集まったチーム
  • 老若混合チーム

とチーム状況は様々です。

20代の大人なら当然飛ばしますしますが、

逆に60代のおじさんが外野の頭を越す確率は低いでしょう。

さらに、金属なのかビヨンドなのか、これにより、定位置をどこにくるか変わってきます。

逐一内野手が、外野に情報を伝達してあげることが大切です。

投手は、外野手のポジショニングが完了するまで、待ってあげましょう。

普段の練習で落下点を予想せよ

草野球問わず、外野手におすすめの練習方法があります。それは、、、

フリーバッティングの外野守備です。

もう一度言います。外野ノックではなく、フリーバッティングの守備です。

アメリカンノックとか、シートノックを受けたほうがいいんじゃないの??

なぜフリーバッティングの守備なの???

それには、理由があります。

  • 打者の生きた打球を観れること
  • 打者の外野ノックより、たくさんの打球を観れること

ノッカーが打ちあげる打球と、打者が打つ打球は大違いです。

ノビ、フック、スライスといった打球は、うまいノッカーならできますが、

ほとんどはできません。

そして、フリーバッティングの守備でやってもらいたいことがあります。

それは、打球をとりにいくのではなく、

打者と打球の観察です。

バッティング練習の守備は、チームにもよりますが、ほとんど球拾い的な守備です。

つまり、全部の打球を必死に追う必要はありません。

例えば、センターを守っていたら、レフトとライトの打球をよく見てください。

(打球を横面から見れるので、前後の位置関係が見やすい。)

  • 打者のスイングの強さ(崩されたか、振り切っているか?)
  • バットのどこにあたったか?(根っこか先か、芯か?)
  • バットの角度(すくいあげたのか、レベルスイングでとらえたか?)
  • 打点のポイント(前で打ったのか、後ろで打ったのか)

これらを一瞬で観察し、打球の落下地点を予測してください。

フリーバッティングの守備ですので、ミスはオッケーです。

草野球の外野守備まとめ&感想

草野球の外野守備が難しい理由

  • ビヨンドマックス
  • フェンスのない球場
  • 対面式のグラウンド

外野守備の対策

  • 内野手と連携をとる(打者情報の伝達)
  • フリーバッティングの守備で落下地点を予測する練習

私自身、投げないときは、外野を守ることがあります。

そのとき感じることは、

ポジショニングの難しさです。

私は、弱小チームながらも、高校、大学と野球を続けてきました。

硬式球や準硬式球は、当たると危険ですので、安全面も考慮されてか、

フェンスのある球場でプレーしてきました。

しかし、草野球になるとそのフェンスがありません!!!

外野の後ろはフェンスもなく、本当に誰もいません。

ミスをしたら、果てしない地平線の先まで、転がってしまう恐怖感があります。

それゆえ、かなり深い位置に定位置をとってしまいがちです。

深く守りすぎて、テキサスヒットを献上してしまうことも多々ありました。

対面式のグラウンドは、明確な区切りがないため、

自分の定位置をとる際の、目印がないことも、苦労する一つの要因だと思いました。

フェンスやスタンドがあるグランドでは、

フェンスからこれくらい離れたところが定位置だな

スタンドとの距離感はこの辺かな

と目印との距離感で定位置をとることができました。

草野球は、対面式のグランド、フェンスがない。

この劣悪の環境で、ポジショニングをするのは難しいと感じました。

それゆえ、試合では、

打者情報の伝達。

練習では、

打球勘を鍛えること

が大切だと思いました。

この記事が、草野球の外野守備向上に役立てば幸いです。

それでは(@^^)/~~~

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