地方移住vs都会移住ー1年間田舎に在住経験者が語るー

雑記(あほのこの日常)

昨今の新型コロナウイルスの影響で、リモートワーク、テレワークという働き方を耳にするようになりました。

IT技術の進歩で、会社に行かなくても仕事なんてできるよね。

だったら土地が高く、満員電車に乗る必要のある都心に行かなくていいよね?

という無駄を省く働き方です。

しかし、住居を変えるということは、それなりのお金がかかりますし、なかなか即断即決できるものではありません。

都内で大学生まで過ごし、就職で地方で働いた経験を持つあほのこなりの結論を述べていきたいと思います。

※この記事は都心が悪い、地方が悪いという記事ではありません。実体験をもとに私なりの考えです。どっちがよいかと考えるのはその人の価値観次第です。

地方VS都会どっちがよいか?

答え:その人の価値観次第です。(笑)

こんなことを言うと身も蓋もありませんがこの言葉に尽きるのです。

自然に囲まれ、大きな家に住むか、狭く高い家に住み、利便性の高い場所で生活するのか、

どっちがよいかなんて答えはありません。

その人が価値を感じる方に住めばいいのです。

最近、○○に住んでいる人はダサい。

住む場所で、人を格付けする人がいますが、本当にしょうもない人間だと思います。

そういう人は、人からよく見られたいから、生活がカツカツでも都心の一等地に住む。

他人軸で生きている人は、プライドだけが一人前で、幸福度は高くないでしょう。

そのような生き方をしている人は、魅力を感じませんし、疲れる生き方でしょう。

大切なのは、自分の軸、考えを持つことです。

そんな中、私の価値観で出した結論があります。

都会で生まれ育った人間は都会がおすすめ。

田舎で育ち、就職等で都会に来た人は、地元のつながりを優先するか利便性を優先するかで、移住先を決めるべき。

詳しく見てきましょう!!

都会育ちの人へ

都会育ちの人は、都心に住むことをおすすめします。

まず第一に、幼き頃から利便性の高いインフラに慣れてしまっているからです。

私自身、大学まで都内で生活し、就職を機に田舎と呼ばれる、地方で働きました。

その際、驚いたのは移動手段の違いです。

都会であれば、5分に1本程度電車が動いています。

さらにバスやタクシーなど、移動に困りません。

しかし地方の田舎であると、電車やバスは基本1時間に1本です。

そのため、車がなければ生活はできません。

私は、新卒1年目に田舎勤務でしたので、当然車を買うお金はありませんでした。

田舎は、近くに商業施設等はありませんので、ほしいものをすぐに買えるような状態にありません。

(確かにネット通販もありますが、私は直接ものを見てから買う判断をしたい人でしたので、すごい不便でした)

都会育ちの人はいわば、舌が肥えてしまった状態なのです

毎日、高級なお寿司を食べていたら、スーパーの安いお寿司では、満足できません。

これと同じで、都市利便性に慣れてしまったら、地方の生活レベルには満足できないでしょう。

都会を離れてみて、都市の利便性を本当に実感しました。

2つ目は、コミュニティです。

私は、大学まで都市で過ごしたため、友人関係等は都市にありあます。

地方へ就職が決まり、友人、恋人、家族等の人間のつながりが「0」の状態で数年を過ごしました。

この期間は、友人と遊べないため、自己投資に力を注ぎました。

その結果、価値観等が変わり充実した時間でもありました。

しかし、人生を豊かに楽しくしてくれるのは、仲間や家族等の人とのつながりだということを実感しました。

IT技術等が発達し、一人でも生きていける時代になりました。

しかし、人間は社会的な生き物。人生をより楽しく豊かにしてくれるのは、人とのつながりです。

人とのつながりを断たれて、このことに気づかされました。

したがって、都市で育った人は、地方に移住するメリットは少ないと考えます。

(それでも地方に憧れる人は、地方都市、県庁所在地をおすすめします。)

地方育ちの人へ

地方育ちの人は、ある意味最強です。

それは、地方に住むか、都市に住むか選べるということです。

地方育ちの人は、地方生活経験がありあます。

生活レベルを理解しているため、都会とのギャップにそこまで苦しまず生活できます。

さらに、友人、家族等のつながりがあるため、移住しても社会的つながりに苦しむことはありません。

都会で新たなコミュニティをつくって、便利な生活を送るのもよし。

地元に帰り、大きな家で、昔の仲間たちや家族と過ごすのもよし。

自分が価値を感じる方に移住すればよいのです。

地方のメリット&デメリット

地方在住メリット

  • 家賃の安さ
  • 自然の多さ
  • 観光地を楽しめる
  • 人が少ない

地方は本当に家賃が安いです。

5万円以下で借りられます。

私の地域では、観光地だったため、レンタカーでドライブもしました。

観光地に詳しくなれるため、その地のうまいもの、ニッチな場所も知ることができます。

今度友達に紹介でもしようと思います。(笑)

電車、道路等もガラガラですし、小さなストレスから解消されました。

地方在住デメリット

  • 移動手段が限られる(車社会)
  • 電車が1時間に1本
  • 娯楽施設の少なさ(商業施設等)
  • 人との出会いが少ない
  • 飲食店の少なさ
  • 冬がめちゃくちゃ寒い

地方は娯楽施設が少ないです。

映画館、スポーツ施設、クラブ、商業施設等、都市では当たり前にあった娯楽がありません。

自然と家での時間が増えます。

チェーン店も少ないため、外食頼みで生活している人はきついでしょう。

地方は山であることが多いため、冬は非常に寒いです。

早朝や深夜では、氷点下8℃ぐらいさがりますので、水道管が凍結することもあります。

灯油等の暖房器具の費用もばかになりません。

都会のメリット&デメリット

都心メリット

  • 移動手段の豊富さ
  • 出会いの多さ
  • 娯楽施設の多さ(ほしいものがすぐ手に入る)

やはり都市は、人が多く、娯楽施設が多いため、出会いの場が多いです。

しかし、ある意味シビアでもありますので、自分から行動しない人は、スピード感についていけず寂しさを感じることもあります。

都会デメリット

  • 人が多すぎる
  • 住宅が密集している
  • 家賃が高い

都市は家賃が極めて高いです。

基本7~8万円だと思っていいでしょう。

女性の方は、オートロック等対策が必要なので10万円ほどかかってしまいます。

探せば5万円ほどもありますが、ユニットバスであったり、築年数が古かったり、駅から遠かったり、訳あり物件であることが多いです。

まとめ

地方に住むべきか、都心に住むべきかに答えはありません。

自分の価値観に基づいて選択してください。

都会で生まれ育った人間は都市がおすすめ。

田舎で育ち、就職等で都市に来た人は、地元のつながりを優先するか利便性を優先するかで、移住先を決めるべき。

私は、自分の価値観をもとにこの結論に辿り着きました。

皆さんの考えを教えてください!

都心のメリット、地方のメリットも教えてくれると嬉しいです!!

それでは!!

おまけ:地方はなぜ地域コミュニティが強いのか?

よく都心は地域のつながりが薄く、地方が強いと言われます。

その答えは、人口の差が関係しています。

地方は人口が少ないため、地域に住んでいる人の顔がわかる関係性にあります。

また地方は娯楽施設が少ないため、年頃の学生も夜は家で過ごす時間が増えます。

そのため、家族とのコミュニケーションをとる時間が多いのです。

そのような関係性ならば、自然と地域とのつながりは強くなるでしょう。

対して都心は、人口が多いです。

マンションなどの集合住宅が多いため、住民を覚えるのは大変です。

都会は娯楽施設も多く、様々な場所にコミュニティを持てます。

つまり家族にコミュニティをもたなくても、生きていけます。

実際都内に在住の家庭は、家族全員で夜ご飯を食べる習慣があるのでしょうか?

人が多く、自由に活動できるため、地域や家庭につながりを持たなくても、生きていけます。

そのような関係性ならば、地域のつながりは希薄化する一方でしょう。

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