打てる捕手。
と聞いたら誰を思い浮かべますか??
城島選手、

阿部選手、

野村選手、

古田選手、、

この辺が思い浮かぶでしょう。
どの選手も引退した選手です。。
近年の捕手は、
打率,250以上。ホームラン10本。
を打てる捕手はそうそういません。
むしろ打てなくていいから、守備をしっかりやってくれればいい風潮があります。
ではなぜ捕手は打てないとされているのでしょうか??
それには、野球というスポーツがどのように構成されているか理解する必要があります。
キーワードは、センターラインです。
↓この記事はこんな人におすすめ↓
- 捕手が打てない理由を知りたい人
- 野球のセオリーを知りたい人
- 捕手が打てない理由を知りたい人
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投手がなぜ打撃練習しないのかを理解する

捕手がなぜ打てないのか。
それは投手が打撃練習をしない理由を考えることから始まります。
投手が打撃練習をしない理由は次の通りです。
- 投手は専門性が高いから
- 専門性が高いため、投手の練習が最優先されるから
- 投げる練習がメイン。打撃練習をしている暇がない。
- 野球は投手で7.8割決まるとされているから
投手は、野球において一番大切なポジションです。
投手が悪ければ、勝敗が決まってしまいます。
逆に、投手が良ければ、ほぼ一人で勝つことができます。
先発投手なら、1試合に100球以上投げます。
言い換えると、100球以上守備機会に携わっているということです。
ほかの野手では、1試合に打球が飛んでくるのは、4~5球でしょう。
単純に考えて守備機会に大きな差があるのです。
つまり、投手に優先されるのは、投手力(守備)>打撃
となります。
ちゃんと投げてくれさえすれば、打たなくていい。
それだけ、重要かつ責任の大きいポジションなのです。
センターラインは守備が重視される

では次に守備が重視されるポジションはどこでしょう?
投手が1試合に100球投げたら、100球捕る選手がいますよね。
それが捕手なのです。
捕手も1試合ずっとボールに触れています。
毎回、守備機会があるのです。
野球には、「センターライン」という言葉があります。
センターラインがしっかりしていれば、守備が安定するといわれています。
センターラインで守備が重視される順番は以下の通りです。
投手>捕手>二遊間>センター
これらの順番で、ボールに触れる機会が多くなります。
彼らの守備がしっかりしてないと、ディフェンスが安定しません。
そのため、まずバッティングより、守備が優先されるのです。
言い換えると、捕手は投手の次に守備ができなければいけないポジションとも言えます。
それゆえ、打撃より守備が優先されるのです。
守備比重が重い

捕手は投手の次に守備が優先されることがわかりました。
つまり、その分守備練習の時間を多くとらなくてはなりません。
- 投手のピッチング練習
- バッテリーミーティング
- セカンドスロー
- ブロッキング
- サインプレーの確認
というように、内野手や外野手よりも守備でのやることが多いのです。
内野手と外野手は捕手が守備練習している時間に、打撃練習をすることができます。
歴代の記録をみても、
三塁手や一塁手、レフト、ライトの選手がタイトルや記録を作っていることが多いのがわかります。
捕手で2000本安打を達成した選手は、阿部選手、野村選手、古田選手のみです。

単年で見ても、首位打者をとった捕手は、
野村選手、古田選手、阿部選手、森選手のたった4人だけです。
投手が打撃タイトルがとることが不可能のように、
守備負担が大きい捕手が、打撃タイトルをとるのは極めて困難なのです。
捕手が打てない理由まとめ
- 捕手は投手の次に守備負担が大きい専門的ポジション
- センターラインは守備>打撃
- センターラインが機能しないと守備が壊滅する
捕手は、2番目に守備負担が重いポジション。
それゆえ練習時間は守備練習に時間を充てられます。
内野手・外野手がバッティング練習しているときもです。
ほかの野手は、1試合に10球もボールを処理する機会はありません。
捕手は投手が100球投げたら、100球ボールに触れる機会があるのです。
それゆえ、守備をしっかりできないといけません。
こういう事情があり、捕手は打撃は二の次とされるのです。
捕手で打てる選手は、相当な選手ということがわかります。
捕手が打てない理由がわかると、より野球が詳しくなれます。
この記事が捕手が打てない理由のヒントになれば幸いです。
それでは(@^^)/~~~
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