あーあ、またバント失敗!
プロ野球をみていると、バントの失敗をよく目にします。
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高校生の方がバント上手いんじゃない?
と思う人もいるでしょう。
アマチュア選手ができて、プロ野球ができない理由。。。。
そこには隠されたロジックがあるのです。
この記事を読むと、
プロ野球がバントを苦手な理由
がわかります。
それでは、解説していきます!!!!!
アマチュア時代にバントをしてこなかったから
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ドラフトにかかるような選手はどんな選手でしょうか?
チームのエース、4番打者、クリーンナップ、、、
間違いなくチームの主軸が多いでしょう。
ほとんどが打線の中軸を担う選手です。
下位打線の選手がドラフトにかかるのは稀です。
(打てない選手はドラフトにかからないので)
チームの中軸打者なので、彼らにバントのサインが出ることはほとんどありません。
彼らは、試合でプレッシャーのかかる場面でバントをしたことがありません。
そのため、バントが苦手なのです。
プロのボールのスピードとキレ
さらにプロとアマチュアでは、投手のスピードとキレが全く違います。
プロは、150キロ越のストレートがほとんどです。
プロのスライダーやフォークボールは消えるとも表現されます。
ただでさえ、アマチュア時代にバントをしてこなかったのに、
投手のレベルが上がります。
バントの技術がないのに、相手のレベルが上がる。
このギャップがあるから、プロの選手はバントが苦手なのです。
そもそもアマチュア時代にバントをする選手はドラフトにかからない
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プロ野球選手がバントが苦手なのは、
にわとりたまご論争のようなものです。
そもそも論、アマチュアでバントのサインばかり出る選手はドラフトにかかりません。
アマチュアで、無双するくらい打つからドラフトにかかるのです。
そのため、プロ野球界にバントが経験が少ない選手が集まるのは必然とも言えます。
バントをするからプロ野球選手になれないのか、
バントをしないから、プロ野球選手になれるのか、
このにわとりたまご論争が、大きく影響しているのです。
猛練習の末、バント職人になる選手もいる
アマチュア時代は、強打で名を馳せた選手がほとんどです。
しかし努力の末バント職人になる選手もいます。
例えば、今宮健太選手です。
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今宮選手は、高校時代通算62本塁打を誇るスラッガーでした。
しかし、「プロの世界で生きていくには、ホームランではない」と自覚し、
努力の末、300犠打を達成したのです。
NPBの犠打記録を見ると、、
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- 俊足巧打、堅守タイプ
- 二遊間の選手
が多いですね。
その理由は以下のように考えられます。
- 二遊間の選手には、俊敏さが求められる。
- 大柄な選手より、小柄な選手の方が小回りが効く。
- 小柄な選手はホームランや長打を打つのは難しい。
- 飛距離ではプロで勝てないと自覚し、小技で勝負する道を選ぶ。
誰もがエースや四番にはなれません。
それぞれ求められる役割があるのです。
まとめ
プロ野球選手がバントを苦手な理由まとめです。
- アマチュア時代にバントをしてこなかったから
- そもそもバントする選手はドラフトにかからないから
- プロの投手はレベルが高いから
ドラフトにかかる選手のアマチュア時代は、スーパースターです。
スーパースターにバントのサインは出ません。
そうして、バントの上手い選手が、プロ野球界に入ってこない構図となっています。
この記事が、プロ野球選手がバントができない理由をわかるきっかけになれば幸いです。
それでは(@^^)/~~~
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