令和の怪物がベールを脱ぎました!!!
高校時代は、投げない怪物と一部のファンから呼ばれ、
高校最後の試合では、試合を欠場し、物議をかもしたのは懐かしいですね。
なんといっても彼の魅力は、Max162キロのストレートです。
それだけ彼には、大きな注目が集まっているということです。
あの試合から2年が過ぎ、プロの選手となった佐々木君のピッチングをみた感想とプロ野球選手のすごさを解説していきたいと思います。
初球攻撃-配球がわかっていれば対応できる-
始球式は、YouTubeでも大人気でロッテとズブズブな関係?(笑)のある石橋貴明さん。
佐々木選手に配慮し、マウンドには上がらず始球式を行いました。
アスリートに対してのリスペクトですね。
こういう気遣いが、スポーツ選手との交友の広さに繋がっているのでしょう。
球場が異様な雰囲気に包まれた中で、プレーボール!!!!
打席には、大卒ルーキーの若林選手。
盗塁数はリーグトップを走る、活躍っぷりです。
その初球!!!!
簡単にレフト前に運んでいきました。
ここにプロのすごさを感じました。
正直な話、野球ファンなら初球はおそらくストレートから入ると予測したでしょう。
(投手心理として、早くストライクをとりたい場面です)
それは若林選手も同じで、ストレートを狙っていたと思います。
佐々木投手のストレートのすごさは周知の事実です。
しかし、その150キロのストレートを簡単にはじき返しました。
(ルーキーながらミスショットしなかったのは、若林選手がすごいです)
つまり、150キロのストレートくらいなら、来るとわかっていれば簡単に打ててしまうということです。
この回はなんとか0点に抑えましたが、中盤以降西武打線は簡単に空振りをしませんでした。
さらに、淡々と得点を重なていき、佐々木投手から4点をとりました。
この日の佐々木投手は約7割がストレートでした。
序盤の西武打線は、佐々木投手のストレートをファールで打ち存じる場面が目立ちましたが、
2巡名以降、ファールが減り、はじき返していきました。
プロの選手であれば、初物の相手でもボールを1回見てしまえば2巡目以降、対応できてしまうということです。
プロの選手の対応力のすごさを実感しました。
弱点を徹底的に攻める
この日驚いたのは、西武の選手の盗塁数です。
しかも佐々木投手の時だけで、なんと5盗塁をしていました。
確かに佐々木投手の素材は一級品です。
しかし高校時代は身体が成長過程にあり、練習や登板に慎重にならなければならない事情がありました。
そのため、甲子園に出場する投手より経験値が少ないという弱点がありました。
実戦経験が少ないため、クイックや牽制はまだまだ高校レベルのように思えました。
そこを見逃さなかった西武は、若林選手、源田選手、金子選手の3人で5盗塁を決めました。
しかも盗塁を決めた3人で4得点をマークしました。
プロは、弱点を見逃さず徹底的に攻める。プロのすごさ、恐ろしさをこの試合で実感しました。
佐々木朗希が目指すべき投手像とは
しかし、プロ2年目初登板ながら5回を投げ切った佐々木投手はすごいと思います。
もうちょっとコントロールに苦しむかと思ったのですが、アウトローにビシバシストレートを投げ込んでいました。
ストレートも空振りはとれていないものの、ファールを打たせ、カウントをとれていました。
ストレートのアベレージは150キロを超えていました。
140キロに迫るフォークボールで三振も奪えていました。
時折なげるスライダーもスピードがある分打ちづらそうです。
アベレージ150キロのストレート、140キロ越えのフォークボール、キレのあるスライダー、
この投球スタイル、どこかで見たことあるような、、、、、

そう!!大谷翔平選手です!
大谷選手は、160キロのストレートでカウントを稼ぎ、スライダー、フォークボールで三振を奪うタイプです。
ストレートで三振を取る速球派といううより、速いストレートでカウントを取り、フォークボールやスライダーで三振を取る本格派でしょう。
佐々木投手には、大谷選手をモデル像としながら、ストレートでも空振りをとれるようになって、大谷選手を超えてほしいですね!!!
まとめ
佐々木投手の初登板で垣間見たプロのすごさは、、
- 球種がある程度わかっていれば、簡単にはじき返せる
- 弱点がバレてしまうと、徹底的に攻められ丸裸にされてしまう
佐々木投手のすごさは、、
- アベレージ150キロのストレート
- アウトローに決められる制球力
- 140キロ越えのフォークボール
- 目指す投手像は大谷翔平選手
佐々木投手のすごさ、プロ野球選手のすごさが垣間見えた、非常に内容の濃い試合でした。
佐々木投手の今後の活躍に期待です!!
それでは!!
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