こんな人におすすめ
- おすすめの副業を知りたい人
- 副業を始めたいが時間がない人
- 副業をやらなければならない理由を知りたい人
どちらかというと、副業をこれから始める人、初めて数か月の人に向けた本だなーと感じました。
構成は以下のようになっています。
- いますぐ副業をすべき2つの理由
- 上手くいく「副業の選び方」3ステップ
- これからの時代に「オススメの副業9選」
- 副業で成果を出す3ステップと3つの心構え
- 本業と副業のシナジーを生む戦略
- 副業とSNSのシナジーを生む戦略
- 副業に関してよくある質問10
この本は副業界隈で有名な國富竜也さんの著書です。
著者の経験から、
- 副業をやらなければいけない理由
- おすすめの副業(成功者にインタビューをしながら)
- 副業をする上での時間管理
- 本業×副業こそがキャリアアップ
- 本業×SNSを生かせ
といった著者の現在まで至るプロセスが紹介されています。
気になった点に焦点を当てて紹介していきます!!!
副業をしなければならない理由
- 人生100年時代では1億円以上必要だから
- 収入が減り、支出が増える時代となるから
これは、どこかでも聞いた話ですね。。。
やはり、これからの日本は、経済的に厳しい状況にあるということですね。
老後2000万円問題は聞いたことあるけど、1億円は知らないぞ!!
ではなぜ1億円必要なのでしょうか??
ゆとりある生活をするには、こんなにもお金がかかるんですね。。。。
旅行や、葬儀費、車や家電の買い替え、医療費、介護費、孫への教育資金、、、、
老後もお金がかかりますね。。。
じゃあ現役の時にお金を稼げばいいじゃん!!
それはごもっともですが、現在の社会のルールではかなり厳しい状況です。
それが2020年以降となると、、、
見てわかるように、時代によって社会のルールが変わっているのです。
社会のルールが変化しているのに、同じような生き方(会社勤めのみ)をしていては、
当然生きていきません。
環境の変化に対応できなければ、自然淘汰されるだけ。
著者はこのようなことを伝えたいのではと思いました。
時代のルールが変化しているのだから、働き方も変えなければならない。
ゆえに副業が必要なのです。
副業はこれをやれ!!
- 「ブログ」一定程度頑張れば不労性が高い
- 「Webライター」書くことが好きなら気軽にできる
- 「プログラミング」専門性が高く高単価
- 「Webデザイナー」ニーズと汎用性が高い
- 「YouTuber」あらゆることを仕事にできる
- 「動画編集」隙間時間ですぐに始められる
- 「サムネイル作成」YouTubeでの需要増加
- 「Webバナー作成」センス必要なし、誰でもできる
- 「ライブ配信」クリエイティブ力で差をつける
この章では、おすすめ副業の
- メリット
- デメリット
- 1か月の平均収入
- 初期費用
- 月5万円までの期間
- 専門性
- 換金性不労性
といった観点で紹介されています。
やはり現代は、ネット上でのビジネスが主流であること、動画の需要が高いことがわかります。
本業と副業の両立のための時間管理
本業と副業を両立させるには、、
- 時間をつくること
- 時間を買うこと
副業をしたいけど時間がない!!
こういった質問がたくさん来るそうです。
そこで、1日の時間ごとのスケジュールをつくることを勧めていいます。
1日を振り返ると意外と時間ってあるんですよね
- 電車時間
- 本業のお昼休憩
- ゴロゴロ時間
- 朝早起きして作る時間
通勤、帰宅の電車のなかで、記事の構成を考えてみたり、
朝1時間早く起きて、副業の時間をつくったり、
ダラダラテレビ見る時間をやめて、作業してみたり、
時間はなさそうであって、ありそうでないんですよね。
さらに、副業の時間をつくるには、いまある時間を削ることが大切だと述べています。
- スマホゲームの時間
- テレビの時間
- 不用意な飲み会
- 休日
我々、つい勘違いしてしまうのは、、
1日の時間は24時間である。
ということを忘れてしまいます。
副業を始めるには、今の1日の過ごし方から、何かを辞めなければならない。
なにかを辞めて時間をつくらなければ、副業を始めることはできません。
何かを得るには、なにかを犠牲にしなければならないのです。
なにも捨てることができない人に、何かを変えることはできないだろう
時間を買うために筆者は以下のような取り組みをしています。
- ルンバ、食器洗い乾燥機、乾燥機付き洗濯機などの時短家電
- Amazonの定期購入
- ウーバーイーツ
- 家事代行サービスの利用
これはあくまでも、副業で月に500万円稼ぐ筆者が行っている取り組みです。
確かにこれをやれば、時間が生まれます。
家事代行サービスは月5万円ほどらしいです。
筆者はその浮いた時間で5万円以上を稼げるため、家事代行サービスを利用しているそうです。
しかし、我々庶民は、そこまでしなくてもよいのではないかと思いました。
時間単価や時給が低いうちにこれらすべてをやってしまうと、むしろ赤字です。
自分の時間単価や時給を考えて、これらのサービスを使うべきだと思いました。
自分だったら、時短家電の購入をしたいと思います。
本業と副業は表裏一体
本業と副業を掛け合わせれば、莫大な成果となる。
例えば、、、
- 本業のwebマーケティング会社に勤務してサイト運営の知見を生かし、副業のブログで得た知見を本業に活かして成果を出している人。
- 本業のwebデザイナーとして得た知見を副業に活かし、副業のwebデザインで得た知見を本業に活かして成果を出している人。
- 本業のジム勤務で得た知見を活かして個人でパーソナルジムを運営したり、YouTubeで筋トレの情報発信をして、その知見を本業に活かして成果を出している人
ということです。
著者は、副業で成果が出始めたら、副業と本業を同じ業種にすることをおすすめしています。
同ジャンルの業種にすれば、、
- 本業で学んだことが副業に生きる
- 本業がインプットになり、帰宅後即アウトプットできる
- 本業で得た知見や人脈を副業で生かせる
- 副業で得た知見を本業に活かせる
などなど時間の節約にもなるし、本業のキャリアアップにもつながるのです。
副業においてSNSはマスト
SNSは
「自分の代わりに働いてくれる営業マンを増やせる」
と述べています。
確かにその通りですよね。
現在、SNSのフォロワーが一種のステータスですし、
会社の採用においても、フォロワーの数が判断の要素にもなりつつあります。
著者曰くSNSを始めるとこんな好循環にもなると述べています。
- 自己ブランディングができる
- そのブランディングに沿った仕事がくる
- その領域で知識、経験が積み上がりさらなる自己ブランディングにつながる
SNSで情報発信を行えば、
「自分がどんな領域に詳しい人なのか?」
不特定多数にアピールできます。
それを通して、新たな仕事がくるようになるんですね。
筆者もブログを始めた当初、まったくPV数は増えませんでした。
しかしTwitterを始め、ブログと連動させたら、少しづつPV数が増えました。
SNSはいわば、営業してくれる社員ということなんですね。
感想&まとめ
- 時代のルールが変わっているため副業(複業)が必須である。
- ネットや動画など低資本のものから始めよ
- 時間は無理してでもつくる
- 本業と副業を掛け合わせれば、急激に伸びる
- 副業とSNSはマストな時代
副業本では、、
- 取り組むべき副業
- 時間をつくりだす術(時短家電ど)
- 副業をしなければならない理由
これらがメインで紹介されます。
しかもこの辺は、どうしても似たり寄ったりな内容になってしまいます。
つまり、これらは信ぴょう性が高いとも言えます。
副業の方法が固定化されてきているのでしょう。
しかし、この本では、「副業」ではなく「複業」として仕事に取り組むことの重要性を述べています。
これからは、複数の本業(仕事)をしなければならない時代。
副業も本業と思って熱量をかけて取り組まないとうまくいかない。
という筆者のメッセージが隠されているような気がしました。
私自身、ブログやSNSを始めましたが、
あくまでも「副業」という甘い考えでやっていました。
当然まだ、成果も出ていません。
副業も一つの本業である。
という熱量で取り組まなければ、「副業」はうまくいかないということを学べました。
これを機に、気を引き締めて、ブログやSNSに取り組んでいきたいと思います。
この記事が、「副業の思考法」の購入に役立てば幸いです。
それでは(@^^)/~~~
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