いよいよ東京五輪が開催されました。
世間の情勢もあり、開催の是非が問われてきましたが、
いざ国際試合となるとワクワクしている自分もいます。
国際試合は、国の威信をかけた独特な緊張感があります。
野球ファンなら、スターティングラインナップが気になるのではないでしょうか??
各球団のスターが揃うだけに、どんな夢のオーダーになるかワクワクしますよね。
そこで、稲葉監督がどのような戦い方をするのか?
短期決戦の戦い方を考えていきたいと思います。
今回のメンバー選考の特徴
今回のメンバー選考は、2019年に行われた第二回プレミア12の戦い方が軸となっていると感じました。
10人以上がプレミア12でも選ばれたメンバーです。
今年の調子よりも、プレミア12の実績、国際試合の経験値が重視されたようなメンバーですね。
調子が上がってきていない、菅野選手や大野雄大選手が選ばれていたのが印象的でした。
(※菅野選手は辞退し、代わりに伊藤大海選手が選出)
稲葉監督は、代表経験、プレミアでのチームがありきで編成をしているということでしょう。
稲葉監督が軸を持って選考しているなら、とやかく言うのはナンセンスでしょう。
ただ、不調の選手を選出し、使い続けた北京五輪の時と被る点があるので、少し不安ですが、、
短期決戦の戦い方
短期決戦は、、、
・調子のいい選手を使う
・相手より先に1を取ること(初回、先頭打者、先制、1番打者、1球目、1打席目など)
がキーポイントです。
リーグ戦であれば、不調の選手を使い続けて、奮起に期待することも必要でしょう。
選手の奮起を期待して使えば、短期的に見てマイナスでも、143試合という長期的視野でみればプラスになることもあります。
そう!リーグ戦では、月間打率が1割台でも143試合終わってみれば、3割打っていればいいのです。
しかし、短期決戦では訳が違います。
我慢強く使い続けていたら、勝負はついてしまうのです。
短期決戦では、選手を見限る非情さが重要となってきます。
短期決戦はとにかく、相手より先に行動し先制パンチをすることが重要です。
投手は、先頭打者、初球ストライク、初回を何が何でもおさえること。
打者は、初回、先頭打者、1打席目、先取点を、とること。
これを意識して試合を運ぶと、試合を支配できます。
競馬で言うならば、
レース終盤で追い上げる差し馬よりも、
レース序盤からリードを広げ、そのまま逃げきる逃げ馬的な戦い方をするべきなのです。
初戦のオーダーはこれだ!
- DH 山田
- 二 菊池
- 中 柳田
- 右 鈴木誠
- 一 浅村
- 左 吉田正
- 三 村上
- 遊 坂本
- 捕 甲斐
先述した通り稲葉監督は、プレミアでの戦い方が軸となっています。
プレミアで機能した、2番菊池、4番鈴木誠也、5番浅村はほぼ固定でしょう。
「これだけのメンバーが揃って2番が菊池かよ??」
と思った方はいらっしゃるかもしれません。
しかし、2番菊池選手は打線の潤滑油として活躍してくれると思います。
今回の選考を見る限り、打力で勝負する選考のように見えました。
足の使える選手が源田選手、山田選手、菊池選手くらいです。
ただ打つだけの選手は、もし大会期間中スランプになると目も当てられません。
しかし、菊池選手のように右打ち、セーフティバント、強打などケースに応じたバッティングができると打てなくても打線につながりができます。
菊池選手の活躍が打線を左右するかもしれません。
4番鈴木誠也選手、5番浅村選手は言うまでもないでしょう。
プレミアでの鈴木誠也選手の活躍は誰もが認める4番の働きでした。
残ったランナーを確実に返す浅村選手も見事でした。(特に決勝の韓国戦ダメ押し打)
この3人は稲葉監督が拘っていると思います。
あほのこが思うベストオーダー
- DH 山田
- 中 柳田
- 左 吉田正
- 右 鈴木誠
- 一 浅村
- 三 村上
- 遊 坂本
- ニ 菊池
- 捕 甲斐
私は、2番打者と、栗原選手、近藤選手の使い方がキーポイントとなってくると思います。
まず過去記事でも述べた通り、
私は、選手が揃う代表メンバーでこそ2番に強打者を置くべきと考えます。
その理由は以下の通りです
- 代表選手クラスなら3番打者タイプが複数名いる
- 2番に強打者を置いても、打線が貧弱にならない
- 短期決戦は先取点が重要
3番に浅村選手、坂本勇人選手、吉田正尚選手、柳田選手のうち誰が座ってもおかしくありません。
国際試合は負けたら終わりですので、いい打者に、打席を与えることが重要だと考えます。
さらに、
短期決戦はいかに先取点を取ることが重要です。
その理由は、負けたら終わりのプレッシャーの中、常にビハインドの展開では、選手への精神的負担が大きいからです。
ビハインドの展開では、打者がプレッシャーから焦ってボール球に手を出すかもしれません。
そのため、初回に点をとるため強打者を上位打線に固めるべきです。
次に近藤選手、栗原選手の起用法についてです。
彼らの強みは、複数ポジションを守れることです。
DHで使ってしまうと、途中で守備に入ることはほぼ不可能なので、非常にもったいないです。
彼らは、ベンチスタートの方が指揮官は安心できるでしょう。
すくなくともどちらか一人はベンチに置いておきたい存在です。
まとめ
- 稲葉監督はプレミア12の戦い方が軸となっている。
- 特に2番菊池、4番鈴木誠也、5番浅村にこだわりがある。
- 栗原選手、近藤選手はのどちらかはベンチに置いておく
- 短期決戦は、調子のいい選手と相手より先に1をとることが重要
この4点を意識して、オリンピックを見るとより一層野球を面白く観れます!
ぜひお試しあれ!
それでは(@^^)/~~~
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